「 〝DAYS″ 」 1994,5,21
1 時は風のように
2 100%無敵
3 ガールフレンド
4 瞳の中
5 ヒーロー
6 Good-Bye Days
7 ロッケンロール
8 HEAVEN
9 HAPPY BIRTHDAY...MOON
10 時の列車
呼人脱退のあとに出た新生ジュンスカの記念すべき1枚。
このアルバムに関しては付随してくるネタが満載でして。
まずは~、アルバムが発売される前にファンクラブの企画で、
発売前のアルバム収録曲を、ファンクラブの会員から代表で10人に聞いてもらうというもの。
これに、私も応募しておりました。
でまぁ、幸運にも当選w
選ばれましたよ~っていう事務所からの電話を受けた時の状況とか、今でも思い出す。
嬉しかったな~。
事務所の中もだいたい覚えていて、ファンレターが入った引き出しとか。
テーブルの配置、部屋、多分間取りもまだ書けると思う。
結局選ばれたのは12人。
聴いた曲は5曲ぐらいだったかな?もっとあったかな?
アルバムに収録されてなかった曲も聴いた記憶があります。
それまでのジュンスカとイメージが変わって、まさに、生まれ変わったというか。
呼人の曲がないだけで、こんなに変わるものかと思って聴きました。
スピーカーが良かったのか、ベースとドラムの音がそれまでのCDと違って響いて聞こえて、
単純にカッコよさが増したような気がした。
実際、ライブでもそれは感じたことだったんだけども。
伊藤氏のベース、かっこよかったな~。
もうひとつ、イベントがありました。
突然家に届いた謎の文書
「急告 1994.5.4 昼 渋谷パルコ公演通りにて...。」
それだけの文面。
その時何が起きたのか、あとで詳細がファンクラブの会報にのってましたが。
昼よりちょっと前に私もその場所について、徐々に人が集まりだして、
しばらくして警察がやってきて、「イベントは中止だからここから立ち去るように!」
という怒号と、「何だよそれ~!」という文句を言う声と、騒然となってたのを覚えてます。
何が起きるのかすら聞かされてなかったし、何のイベントが中止になったのかも分からなくて、
腹立たしかったなぁ。
通りに面した壁一面にメンバーがメッセージを残す、というものだったらしいのですが。
それで、夜中にこっそりメンバーがやってきて、手形を残したり、サインを書いたり。
そんな感じで、ウォールペイントがいつの間にか出来あがってました。
この件に関してはお詫びの文章がライブ会場で配布されましたよね。
このアルバムをひっさげてのDAYSツアーは、会場での空席が目立つものとなり、
それがちょっと驚いた。
呼人が抜けたというだけで、休業してたというだけで?
それだけでファンが減ってしまったのか?
バンドブームが去ったというのもあっただろうし、呼人が抜ける以前に楽曲が受け入れられなくてすでに離れて行くファンもいたから、長期休暇というのがやはり打撃だったのかもしれないなー。
でも、武道館で和弥が言った言葉が私は今でも忘れられない。
「ついてきてくれた真のジュンスカファンにお礼を言いたい」と。「ありがとう」と。
人間、誰しもいい時もあれば悪い時もある。
悪い時について行かなくちゃいけないという決まりはない。
だけど、私は悪い時でもいい時でも同じようにファンとして最後まで見て行きたいと思ってたから、
その「ありがとう」という言葉で、更にジュンスカのこれからをちゃんと見て行こうと思えた。
このツアーから、どんどんその観客の数が減っていくわけなんだけどもw
あからさまに、わかりやすく、席がガラ空きの会場もあった。
でも、そういう時ほどライブの盛り上がりが凄くて、なんか・・・凄かった。うん。
ジャケットとか、カッコ良かったな~。
曲も。
ジュンスカってそうだ、こうだった!って変だけど、そんなイメージ。
「時の列車」とか、今も好きで聴いてます。
「HEAVEN」の作曲が和弥だと知った時の衝撃w名曲だと思う。
STAR BLUEのアルバムの時に出来てた曲だそうです。
全曲に対する解説を今読むと、色々感慨深いです・・・。